三菱ガス化学株式会社 水島工場
業務の属人化を解消。見学者の理解度が向上!
もっと当社のことを知ってもらえるように


三菱ガス化学株式会社 水島工場
管理部 総務グループ
源 萌絵 様
Q音声ガイドの導入を検討された経緯を教えてください。
三菱ガス化学株式会社 では、「化学製品を通じた幅広い価値の提供、社会の発展と調和に貢献すること」を理念として掲げております。
見学者の方にもっと当社のことを知ってもらえるように、全社的な DX 推進の取り組みの中、デジタル化の一つとして工場見学システムの導入を検討していました。
説明員の負担や説明内容に差があった
Q工場見学における課題はありましたか?
工場見学の業務では、説明員が工場を走るバスに同乗し、決められたポイントにつくと口頭で説明を行っていました。
この為、対応できる人員が決まっており、特定の部署や個人に負担が掛かっていました。
また、説明する人の知識や経験の差から、内容に違いが出てしまうという課題もありました。
メンテナンス性と操作性に加え、同業種での導入実績が決め手
QMUSENAVIを選定した理由を教えてください。
導入するシステムを検討する中で、「操作が直感的で簡単であること」や「解説コンテンツのメンテナンスが容易にできること」、「同業種での導入実績があること」が決め手となり、
ピープルソフトウェアの工場見学システム「MUSENAVI」の導入を決めました。
運用負担の大幅削減と柔軟な対応を実現
QMUSENAVIの運用状況について教えてください。
三菱ガス化学 水島工場の工場見学では、見学者に見学アプリが入ったタブレットとイヤホンを貸し出し、マイクロバスに乗車して見学を行っています。
マイクロバスには運転手の他、ガイド用のタブレットを持った説明員が1名同乗します。
説明員が、解説ポイントに近づきガイド用のタブレットで再生ボタンをタップすると、見学者の持っているタブレットから音声ガイドが自動で再生されるようになっています。
解説ポイントは20カ所登録しており、ルートによって30分から1時間ほどかかりますが、導入前に比べるとボタンのタップだけで見学対応ができるので、準備も含めた運用の負担を大幅に削減することができました。
また、タブレットは固定していないので、見学される人数に合わせて乗用車を使用するなど、柔軟に対応することもできます。
工場見学以外にもリクルート活動での活用も
Q導入後のご感想を教えてください。
工場見学システムを導入した事により、これまで一部の人で行っていた見学対応業務が誰でも出来るようになり、属人化を解消することができました。
また、音声の他に写真やテキストを使う事で、見学者にもより理解していただけるようになったと思います。
解説コンテンツを準備するのは大変でしたが、各部署から改めてヒアリングを行うなど、説明内容を見直す良い機会にもなりました。
工場見学以外にも、社員向けの教育ツールとして、また、インターンシップなどのリクルート活動にも活用していきます。
今後は動画の活用のほか、解説するポイントや、対応言語を増やすことを検討していく予定です。

会社概要:三菱ガス化学株式会社 水島工場は国内に7か所ある工場の中では新潟工場に次ぎ2番目の規模の工場で、基礎化学品事業部門の主力工場、国内主要製造拠点です。